※クールな彼の笑顔にご注意下さい



机の上から体温計を手にし測る




数秒で出た結果はーー38.4℃



Oh no・・・



「さっきより上がってる・・・」




「そりゃ、外に出たりこんだけ喋ってりゃそーなるわ」




「だ、だよねー・・・」




・・・もう、今日は大人しくしておこうっ




「とりあえず布団入って横になれ。何食いたい?」




「・・・ぜりー。たべたひ。



あと・・・神田くん」




「な゛?!」




「あ!!ち、違う違う違う!!!」




「・・・へーお前いつの間にそんな余裕になったんだ?」




「な、なってませんなってませんッ!!今のは言葉の誤ってやつですッ・・・」





ただ・・・



「ただ寝るまで、手を握ってて欲しいなって意味で・・・」





ラブラブのデートして過ごすはずだったクリスマス




折角神田くんが私の為に予定空けててくれたクリスマス




それなのに・・・こんなんになっちゃったから




少しでも・・・貴方の存在を感じたくて





「・・・はいはいっコンビニ行ってくるから」




なんて言って私の部屋を後にする神田くん





「・・・・・・?///」





ほんのり照れてるように見えたのは気のせい・・・かな・・・?///



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