※クールな彼の笑顔にご注意下さい



なんて考えながら布団に身を乗り上げた途端



グィッと手首を引っ張られ一瞬身体が浮いたと思いきや



ポスッと神田くんの腕の中




「え・・?//」




背後から抱きしめられているような状態で神田くんの顔が見えない





「・・・神田くん?//」





私が離れようとすると、神田くんの力がぎゅっと強まって





「待って。まだ、ダメ」





わ、わわわわわわぁ!!!




分かりましたっ!



分かりましたけどもっ!!




でも!!



そんなボソッと耳元でつぶやかないでぇぇぇ!!!




耳テロだっ!!聴覚テロだぁぁぁぁ





ゔぅ・・・



ダメだっドキドキで私がもたないっ




いつまでぎゅーされてればっ・・///




いや、うん、嬉しいんだけどねっ




嬉しいですよ、そりゃあっ!



でも、私の心臓が心肺停止に・・・なってしまいそうなんですっ




思わず神田くんの腕を掴む私の手にぎゅっと力が入る




すると、さっとあたしのお腹に回っていた腕が離れたと思ったら首に違和感を覚えた





「・・・っ」



思わずひんやりとした冷たさに息を飲み込む


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