※クールな彼の笑顔にご注意下さい




何ということでしょう



アホっぽいお母さんの声がタイミング悪く家に響き渡る






「うわ、まじか。親対面は早過ぎる」





「だ、大丈夫っ!ウチのお母さん緩いから多分平気っ!」




「何が平気なのかよくわかんないけどとりあえず俺帰るわ」





「え゛?!」




もちろんチューはお預け・・・




べ、別にしたかったって訳じゃないけどっ!!






「早く直せよ、バカ」




そう不敵な笑みを浮かべて私の部屋を去って行った神田くん




な、何さ最後のアレっ・・・






意地悪な神田くんって


「・・・心臓に悪いっ」





高速でドキドキしてる胸に宥めるように手を当てて一言つぶやく






そのあとお母さんに質問攻めされたのは・・・




・・・言うまでもないだろう・・・



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