※クールな彼の笑顔にご注意下さい
仁美の言うとおり、受け取ってもらえない結末があるとは・・・
神田くんに美味しいって言ってもらいたい一心で頑張って作ったのに・・・
神田くんにとって、
私が好きを伝えるのは・・迷惑になってるのかな・・・
・・・あー・・・メゲそう・・・
今日はもう、これ以上・・・ムリ
「そうだよね、イキナリごめんね?」
神田くんの前で泣いてしまう前に、この場を去ろう・・・
「でも」
去ろうとする私の背中に神田くんの声でそんな言葉を放たれ、思わず振り返る
「和人が貰うってんなら、俺も一口くらいは」
えっ・・・
それって・・・
「・・・食べてくれるの?」
「・・・全部は無理だけど」
ぱあぁっと表情が明るくなるのが自分でも分かるくらいに一気に戻った
「神田くん大好きっ♡」
神田くんっ
どうしよう・・・凄い嬉しいよっ
「はいっ、柊くんにあげるっ」
凄く嬉しそうにする柊くん
「全部食べちゃダメだからねっ!ちゃんと神田くんにあげてよっ!」
そう言い残しるんるん気分で教室に戻る
神田くんの言葉一つ一つで気持ちが上がったり下がったりする私は単純ってやつだろうか。
自分でも神田くんのこと大好きすぎるだろと思ってしまうよっ
でも、それが恋だもんね♡