※クールな彼の笑顔にご注意下さい
【kazuto side】
結愛ちゃんが教室に戻ったのを確認してから自分達も席に戻る
「お前が本当に結愛ちゃんを突き放すのかと思ってヒヤヒヤしたぜ」
マジで俺の軽はずみな言葉で大変なことになるかと思ったわ
「あぁ」
何かを考え混んでいるようなオーラを醸し出している雪翔
「なんだなんだ?そろそろ結愛ちゃんに心打ち抜かれたか?」
「それはない」
・・・はぁ・・・まったく・・・
人の気持ちを5文字で片付けるなよなー
結愛ちゃんが聞いたら泣くぞ、マジで
「じゃあお前、なんで俺巻き込んでまで貰ったんだ?」
突き放そうとしてた癖にな
「なんか、泣きそうになってたし、アイツ・・・」
そりゃそーだろ。
頑張ってお前の為に作ったんだろーに、〝他の奴にあげれば?″だもんな、そりゃないよ、雪翔くん
「流石に・・・言い過ぎたかとも思ったし」
「そこまで思うなら、素直に貰ってやりゃいーのに」
ほんと、俺を巻き込みやがってっ!
まあ、結愛ちゃんのお手製ケーキ食べれるからいいんだけどなっ♪