※クールな彼の笑顔にご注意下さい
「ま、同じクラスならよかったんだけど・・・AはAでも、俺は1-Aだから?」
「へぇッ?!」
1-A・・・
「ええ?!一年生?!!!」
「そっ!」
「あんた、年下だったの?!!」
「年上に見えたんでしょ?
どーもありがと♪セ・ン・パ・イ」
「〜〜ッッ」
生意気な笑みの彼
まさか、年下だったとわ・・・
「先輩!名前教えて下さいよ!」
「はぁ?!なんで?!!」
「いいじゃないですか!名前くらい」
余裕な態度のコイツは何を考えているのかサッパリわからない
「星野・・・結愛」
むすっと答える私に何が面白いのかクスクス笑う目の前の彼
「可愛くねぇ言い方ッ」
「なッ?!」
それで笑ってたのコイツ?!!
悪趣味〜〜
「てゆーかアンタが!!」
「〝アンタ″じゃなくて俺、龍ヶ崎 葵【りゅうがさき あおい】」
「えッ?!」
「覚えて下さいね!結愛先輩っ♪」
「な゛ッ?!!」
生意気なアイツは、あたしにそう言い残してその場を去って行った