※クールな彼の笑顔にご注意下さい




3人には私たちが後から来るなんて可笑しいと、変な目で見られたけど



とりあえず・・・気づかぬ振り




ま、まあ、アイツと関わることはもうないだろうし、大丈夫だよね!うんっ!





なーんて思ってたんだけど・・・




その日の放課後・・・ー





「結愛せーんぱい!」




「ッ?!!!」




和かな笑顔で私を教室の入り口から呼び掛ける年下のアイツ




なんであたしのクラスにっ?!




てゆーか教室がざわついてるんですけど!!



もぉ〜!!!!




変なことしないでよぉぉぉ




ざわつく教室を沈めたくて、慌てて彼の元へ




「何の用よ!」




「先輩に校内案内してもらいたいんですけど!」




「はぁ?!なんであたしが?!!」





「そんな細かい事はいいじゃないすか!」



と、嘘くさい笑顔で私と話す彼





「ダメ!今日は予定がッ」





「俺、先行ってるわ」




そんな精一杯話す私の隣を神田くんボソッと呟きながらスーッと通り抜けて廊下をスタスタ歩き進む





「へっ!?やだヤダッ!!待ってぇ!!!」




今日は神田くんとの貴重なデートDayなのにっ!!




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