※クールな彼の笑顔にご注意下さい




「本当はちょっとゲーセンで遊んだら別のとこ行く予定だったんですけど、まさかこんなに時間過ぎるの早いとは」





「そうだったんだっ!

私もあっという間に感じてもうこんな時間?って感じだよ〜

楽しい時間はあっという間だね!」





「本当ですか?」





「え・・・?」





「楽しかったですか?」





「う、うんっ!葵くんはなんだか器用な人だなって思ったしっ!」





「そっか・・・よかった」





ホッとした表情をする葵くん




そんなに器用さアピールしたかったのかな??





「先輩は何も聞かないんですね、」





「何を?」





「例えば、俺が先輩をデートに誘った理由とか・・・」




また急に真剣な表情をする葵くん。



でも今度は優しい瞳をしていて




やっぱり、さっきの冷たさは気のせいだったのかなと再認識する





「そういえば全然考えてなかったっ!」





「先輩将来変な人に騙されそうですね・・・」





「へ?!騙されないよっ!私こう見えてしっかり者なんだよ!!」




〝えぇ〜″と疑いの眼差しを向ける彼




し、信じてもらえないっ?!



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