※クールな彼の笑顔にご注意下さい




「なんで、コレで〝胃袋つかみたい″になるの・・・なお、わかんなくなったわ・・・」




「てか、もう掴んでんじゃん」





「そう!ちょっと照れた神田くんの〝美味しかった″をもっとききたいのー!」




もっともっと!



あの可愛くてきゅんとくるあの神田くんをもっと見たい!



「それに、このまま掴み続けたらもしかしたら・・・♡」





「バカねー
今みたいにちょっと摘まむ程度が丁度いいのよ?」




「そうだな、人間慣れるからな。結愛に胃袋掴まれる事になれた神田が他に行っちゃうかもなー」




な、なんとっ?!



私に飽き足らず他の人に胃袋掴まれに行くなんて!




なんてドMなの!神田くん!!




てか、神田くんの事考えてたら会いたくなっちゃったよー!



会いたいっ!




会いたい会いたいっ!




「神田くんに会いたいっ!」



「今度はそー来たか」




「ほんと、結愛の脳内はブラックワールド状態だよなー」




「会いに行けば?隣なんだから」





「うんっ行ってくるっ!」




ばびゅーんっと効果音がなるんじゃないかってくらい短い脚を必死に動かして隣クラスのドア際へ


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