※クールな彼の笑顔にご注意下さい





「だから結愛ちゃん!!

あの時みたいに自分の思いに正直に恋して欲しいなっ!

私に力をくれた結愛ちゃんにこんなことしか言えないのがモドカシイんだけど・・・」





夏音ちゃん・・・





「ううん。夏音ちゃんありがとう。」






あたし・・・何を迷ってたんだろうね





何にも迷う事なんかないのに






「ありがとうっ」







「私で良ければ力になりたいの!だから、頼ってほしいなっ」





遠慮気味の夏音ちゃんの精一杯の本心





「夏音ちゃん。本当にありがとう。

私、決着着けるよっ!」





「うんっ!」





「それで、お願いが・・・」






流輝に〝合間見て来て欲しい″と伝えて




夏音ちゃんにお願いをして私一人で体育館裏に残る




自分で声掛けに行くべきなのかもしれないけど・・・




神田くんにあってしまうリスク





神田くんが試合中だったりするかもしれないリスクを考えると中々・・・






それにしてもびっくりしたっ




私が好きで神田くんに想いを伝えていただけなのに




それが誰かの励みになっていたなんて





< 263 / 352 >

この作品をシェア

pagetop