※クールな彼の笑顔にご注意下さい
「それであたしに泣きついてきて」
「・・・俺が巻き込まれた。と」
「そゆこと!さすが流輝わかってるじゃない!」
そう言ってバンッと俺の肩を叩く仁美
「・・・っ」
・・・地味に痛い
「てなわけで、花火大会暇よね?暇でしょ?暇に決まってるわよね。
あたし達のボディーガードしなさい」
「いや、まじで突っ込みどころありすぎて手に負えないわ」
「ごめんね、宮本くん。もしかしてもう約束してる人とか居たかな?」
遠慮気味にそう聞いてくる星野
・・・別に、その日は特に予定もないけどさ
「・・・イヤ、いない」
「ね?だから流輝は暇人だから大丈夫でしょ?」