※クールな彼の笑顔にご注意下さい
「あー、仁美んとこ三人だっけ?弟いるつってたな」
「そう!一番下がまだ小さくってさあ。もしかしたらそれ関係かもっ」
「それは大変!!私たちはわたがし買ってあの木の下で待ってるね!」
そう言って結愛が指差した先には大きな樹木とその下に木のベンチがあった
「ほーんとごめん!すぐ戻るから!!」
浴衣を着ているから走れないようで気持ち早歩きで人混みに消えてった仁美
俺たちは先ほど話したように、近くにあった屋台でわたがしを1つ買ってベンチに腰掛ける
蒸し暑い夏でも、ゆっくり落ち着いてみると
生暖かいが風が出ていて少し涼しく感じる
「風、気持ち良いね!」
「だな」