※クールな彼の笑顔にご注意下さい




決して大きくない傘の下


真ん中の持ち手を境にすっぽりと空間を開けてくれている神田くん



あの・・・あの空間に私は今から・・・




・・・きゃあぁあ////




だ、だだだだだって!


隣だよっ!



神田くんの隣だよ!!!



そして所謂【相合い傘】



・・・ひゃあああぁぁぁ/////




ほんともう雨の神様ありがとうございますぅぅぅ!!!



雨さまサマだよぉぉおおお




神田くんと相合い傘なんてどうしようっ///




こ、心の準備がっ!!!




「早くしろよ」




「は、はいっ」





用事があるであろう神田くんの時間をこれ以上裂いてはならないとちょっぴり駆け足で神田くんの隣へ





「お、お邪魔しますっっ」





き、緊張する〜



心臓バックンバックンいってるっ




絶対顔赤いよ、あたしぃ〜〜/////




「家何処?」




神田くんに傘を持ってもらったまま歩き始める2人





「あのスーパー近くの公園の横ですっ」






「あー俺ん家近いな」




「え?!そうなの?!」




でも・・・あれ?


そしたら中学一緒でも可笑しくないハズなんだけど・・・



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