※クールな彼の笑顔にご注意下さい




「昼飯なに食うんだー?」




「あー、母親が作って行ってくれたらしい」




「まぢで?!そーいや、雪ママ見ねーな?」




「休日出勤だとよ、」




三人でトコトコとリビングへ降りる




キッチンに降りるとコンロには一つの鍋があって蓋を開けるとカレーが入っていた




「よっしゃっ!雪ママのカレーキターーーー!!!」



と、あからさまにハイテンションになる柊くん




「柊くんは何度か神田くんのお母さんの料理食べたことあるんだねっ?」





カレー鍋を火に掛けながら言う





「何度かってゆーか、週一ペースなんじゃないかってくらい来てるぜ!」





「あぁ、ホント迷惑なくらいにな」





「雪ママは〝いつでもいらっしゃい″って言ってくれてるからいいんだよ!」




「母親は甘いんだよな、何事も」




ご飯をお皿に盛う神田くんにパスされ暖めたカレールーをかけて食卓に並べる





「「いただきますっ!!」」





柊くんと一斉に食べ始めたカレーは本当に美味しくって




私も神田くんのお母さんの料理の虜になってしまいましたっ♡





「そーいや、逢坂は今日誘わなかったのか?あいつ確か頭良かったよな?」




との柊くんの疑問




一年の時柊くんも仁美と同じクラスだったもんね



< 50 / 352 >

この作品をシェア

pagetop