※クールな彼の笑顔にご注意下さい




「・・・無反応。」



チャイムを鳴らして暫く経つけど無反応な神田家。




もう一度ピンポーンと鳴らしてはみるもののやっぱり無反応。



神田くん出かけてるのかなー・・・?




夏休みバスケで忙しいって言ってたもんねっ、



しょーがないっ




柊くん経由で神田くんに伝えてもらうしかないかなっ





出来れば自分で誘いたかったけど





まあ、しょーがないよね、うんっ







「あれー?結愛ちゃんじゃねー?」





背後からの声に振り向くと





「神田くんと柊くんだっ!!」





私服姿の2人が暑苦しそうに立っていた




真夏だもんね、そりゃ暑いよね




ってゆーか、本当にこの人はカッコよすぎるっ




薄着の神田くん・・・素敵♡




この素敵さ、伝えたいのに伝えきれなーいっ!!!





「あっつーい中どしたの?雪翔に用事??ごめんねーコンビニ行ってた」





「あ、うんっコレ!」




そう言ってチケットを2人に見せる



「そこのスーパーの抽選で当たったのっ」




「へー」




「それでその、良かったら・・・神田くん・・・一緒に・・・行ってくれないかなって」




こ、断られたらと思うと異様に緊張するよぉー・・・



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