神様、私は壊れたようです。




ーーー……




学校に着いてからはいつも通りで、特に何事もなく1日が過ぎた。




「千夏ちゃん、ばいばーい!」




「うん、ばいばい」




相変わらず適当な返事を返す私に、満足そうに笑みを浮かべる遥。



ほんと、よくこんな私に懐くものだ。



遥の目にはどんな私が見えているのやら。




とりあえず外の冷たい空気から逃れるために、家の中に入った。




「ただいまー」



とにかく寒かったからヒーターをつけた。



そのまま制服も脱がずに、ソファーに寝っ転がった。




「はぁ……」



昨日はほとんど眠れなかった。



深夜に人を殺すと、次の日が疲れる。



だからと言って真昼間から人を殺すわけにはいかないから、しょうがないんだけど。




そのまま、私は意識を手放した。






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