恋して魔法使い

友達

こんにちは。私は。花岡明日香。
実は、私は、魔法使いである。
決して正体を、ばれては、いけない。
例え大切な、友達や彼氏ができたとしても…。
「ふう……昨日は魔法使いすぎたわ。」
私の魔法は、炎と氷を使える魔法使い何です。
実は、この魔法は、親から与えられたもの。
そんな私が、ここ桜の宮高校に、通っているのだ。
でも、友達ができない、なぜかというと…。
「見てよ。また来てるよ。遅刻女が。」
と、言われてるからだ。
私だって。本来ならば、遅刻などありえないってことは、承知の上…。
でも、自業自得だね…言われて当然だから。
ガラララ…
あ、……すごい美人な、男人が入ってきた。
私の好みだ…。
「神木すばるって、言います。よろしく。」
神木…すばるくんか…
私は、こういう礼儀が正しくて、正直な人で美人な男の人が、好みだ。
「えー、隣は、花岡の、隣に座ってもらうぞ。後ろから、二番目だ」
……え。嘘、マジ隣の席に来ちゃったんだが……うわあああ。
「よろしくお願いいたします。えっと、俺は神木すばるです。君は～…」
な、なな、名前！？私に聞いてくれてる！！
「私は、花岡明日香って、言います。」
男の人って、こんな優しい人もいるんだな…。
「明日香ちゃんか。よろしく。」
なな…下の名前で呼んだ。しかも、ちゃん付けで…こんなうれしいことは、ないよ…。
わたし…こういう人と、友達になりたい…。