続犯罪彼女
「まぁ好きに頑張ってくれたまえ。
あ、あとそうだな。復讐倶楽部改だっけ。あのチームは君にあげるよ」
「いりません」
「君は私の敵になるんじゃなかったの? 君個人が私の敵になれるとでも思ってんのかな。あんまり図に乗るなよ。
もしも私の敵になりたいのなら、全てを利用すべきだよ。人も才能も運も、君が持つ何もかもを。たとえ心が納得してなかろうが、それが正しい選択だ」
「……」
「まぁいい。あのチームは君の好きにしてくれたらいい。解散させるもよし、利用するもよし、全て君に任せるよ」
「どうして私にくれるんですか」
「弱い者いじめはよくないことだし、そもそも楽しくないじゃん。少しでも張り合いがないとねぇ」
軽い口調の千葉さんに嫌悪を抱いた。
何が本心なのかわからない。掴めない。
……人間と接している感じがしない。
あ、あとそうだな。復讐倶楽部改だっけ。あのチームは君にあげるよ」
「いりません」
「君は私の敵になるんじゃなかったの? 君個人が私の敵になれるとでも思ってんのかな。あんまり図に乗るなよ。
もしも私の敵になりたいのなら、全てを利用すべきだよ。人も才能も運も、君が持つ何もかもを。たとえ心が納得してなかろうが、それが正しい選択だ」
「……」
「まぁいい。あのチームは君の好きにしてくれたらいい。解散させるもよし、利用するもよし、全て君に任せるよ」
「どうして私にくれるんですか」
「弱い者いじめはよくないことだし、そもそも楽しくないじゃん。少しでも張り合いがないとねぇ」
軽い口調の千葉さんに嫌悪を抱いた。
何が本心なのかわからない。掴めない。
……人間と接している感じがしない。