続犯罪彼女



「私を悔しがらせたかったのかな。それとも本気の私を殺したかったのかな。

……ふふ、どちらでもいい。許さないから覚悟しなよ。
あんたらの安い命じゃ償えないってこと、心に刻んであげる」



ポケットにナイフを入れた。

外はまだ真っ暗だ。


私は鼻歌を歌いながら、街へと飛び出した。

< 284 / 345 >

この作品をシェア

pagetop