続犯罪彼女

千葉ほのか



四日目の夜、八人目の殺し屋を始末した。

たくさんの家族やらを壊したけどそんなのどうでもいい。
そんなことをいちいち気にするような良心、私に備わっていない。


五番目に殺した奴がすーちゃんを実際撃った奴。
ただ、リーダーとやらが誰かわからない。

こんなことを起こす気がなくなるように、殺すと決めた。



八人目を殺した時、私の携帯が鳴った。
見覚えのない番号からだったがとにかく出る。

電話の向こう側にいる相手は、無駄に高いテンションで話した。うるさい。


< 289 / 345 >

この作品をシェア

pagetop