続犯罪彼女

須磨圭吾




移動している途中、急に千葉が動かなくなった。
ちゃんと息はしている。どうやら眠ってしまったようだ。



今の家なんて知らないから、千葉を前のマンションに連れて行った。

久しぶりに来たこの部屋は生活感を感じさせない。

俺は何度か一緒に寝たベッドに、こいつを放り投げた。
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