**Real**
「お前さあ…
本気で好きなの?
俺はお前を
心から応援したいって
思ったよ。
俺だけに話してくれて
すごく嬉しかったし。

だけど…なんかお前の
その言葉聞いて

けっこうショックかも

わりぃ俺…
聖奈信じられないわ。」


「いいよ。
もう電話とかしないから!!」

プッ……

「ばか…悠斗最低…」


悲しかった。
たった一人
あたしの気持ちを
知ってる人

あたしのことを
信じてくれた人。

{信じられない}

重く重く
あたしの中に詰まる


そんなこと言うつもり
じゃなかったのに。

{ごめんね}

そう伝えれば
よかったのに…。
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