**Real**
美優・・side

うそ…
目の前にいるの、
悠斗だよね…?

なんでいるの?
なんで探してるの?

あたしのことだって
思ってもいい?

「ゆう…と」

あたしは悠斗を
呼んだ。

気がついたら、呼んでた。

「へっ?
あっ!!」

悠斗はあたしを見ると
とても驚いたようだった。

そんな姿が
とても愛しくて…

「よかったぁ…」

別れてすぐ
少し
遠くに感じて。

辛くて、辛くて。

別れてすぐに
悠斗への気持ちが
大きくなって。

忘れなきゃ、そう想う度
また一つ好きになる。
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