**Real**
「そぉかな。
まぁ隼人とは進展なしに
そのまんま、みたいな」

「どこまでいったの!?」

「どこまでって…
キスだけだよ。笑」

「なんだあ」

なんだってこいつ…
あたしはそんな軽くない!!


「ちょっと…いい?」

あたしたちが話しているところに
風香が割り込んできた。
まあ、来ると思ってたけど…

美優も、きっと覚悟してたと思う。

「いいけど」

美優は冷たく言った。
ごめん、待ってて、と
あたしに言い残し、廊下へと向かった。

「あーあ、修羅場だねぇ」

「美樹穂ー。
ってか知ってたの?
美優と風香のこと。」

「知ってるよぉー。
てか風香1年の頃
あたしと同じクラスで
悠斗のこと狙ってたし。」


へえーだからか、と
相槌をうち、美樹穂の話を
聞いていた。
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