最後の恋の始め方
一歩
***
「それにしても、びっくりしたよ」
翌日。
私は自宅から、山室さんと電話で話をしていた。
この日は和仁さんは、朝から車の修理関連で外出、午後からは仕事でまた札幌まで行かなければならなかった。
夜も飲み会があるというので、一緒にはいられない。
朝まで一緒に過ごし、和仁さんが車の修理のため出かけた後も、私は事務所でお留守番。
夜は帰りがいつになるか分からないとのことで、私は寮へ戻ることにした。
事務所にはセキュリティシステムを作動させ、施錠を確認してから車で帰宅。
帰宅して一人で夕食を食べ終えてテレビを見ていたら、山室さんからメールがあった。
「これから電話しても大丈夫かな」
ようやく仕事が終わったらしい。
昨日の夜、私が電話に出なかった(和仁さんと濃密な一夜を過ごしていたため、出られる状況ではなかった)ので、その後メールが来ていて、今日の夜改めて電話をしたいとのことだった。
仕事が終わって一段落したのだろうか、電話がかかってきた。
ちょっとした挨拶を済ませた後、すぐに和仁さんの話題に。
「それにしても、びっくりしたよ」
翌日。
私は自宅から、山室さんと電話で話をしていた。
この日は和仁さんは、朝から車の修理関連で外出、午後からは仕事でまた札幌まで行かなければならなかった。
夜も飲み会があるというので、一緒にはいられない。
朝まで一緒に過ごし、和仁さんが車の修理のため出かけた後も、私は事務所でお留守番。
夜は帰りがいつになるか分からないとのことで、私は寮へ戻ることにした。
事務所にはセキュリティシステムを作動させ、施錠を確認してから車で帰宅。
帰宅して一人で夕食を食べ終えてテレビを見ていたら、山室さんからメールがあった。
「これから電話しても大丈夫かな」
ようやく仕事が終わったらしい。
昨日の夜、私が電話に出なかった(和仁さんと濃密な一夜を過ごしていたため、出られる状況ではなかった)ので、その後メールが来ていて、今日の夜改めて電話をしたいとのことだった。
仕事が終わって一段落したのだろうか、電話がかかってきた。
ちょっとした挨拶を済ませた後、すぐに和仁さんの話題に。