波音の回廊
カン、カン、カン……。
幾度となくぶつかり合う刃。
刃の長さも違うので、清廉から攻め込んでいけない。
清明の絶え間ない攻撃に、ひたすら耐えているだけだった。
「無駄な抵抗はやめろ!」
清明は斬りかかる際、余裕の笑みすら浮かべていた。
そしてついに限界が訪れた。
清明の力任せの攻撃に耐え切れず、清廉は小刀を手放してしまった。
そのまま小刀は、手の届かない場所まで飛んでいってしまった。
清廉にもう武器がないのを知っている清明は、にやりと微笑む。
そして間合いを詰め、とどめを刺そうと大きく振りかぶって斬りかかって来た。
「覚悟!」
幾度となくぶつかり合う刃。
刃の長さも違うので、清廉から攻め込んでいけない。
清明の絶え間ない攻撃に、ひたすら耐えているだけだった。
「無駄な抵抗はやめろ!」
清明は斬りかかる際、余裕の笑みすら浮かべていた。
そしてついに限界が訪れた。
清明の力任せの攻撃に耐え切れず、清廉は小刀を手放してしまった。
そのまま小刀は、手の届かない場所まで飛んでいってしまった。
清廉にもう武器がないのを知っている清明は、にやりと微笑む。
そして間合いを詰め、とどめを刺そうと大きく振りかぶって斬りかかって来た。
「覚悟!」