【完】1日遅れのクリスマス







諦めてた。





光輝はもう来ないって。



光輝は私よりあの女の人を選んだ。



だから来ない。




流れる涙を拭って強制的に止める。





光輝はここには来ない。





―――そう、思ってた。だけど、















「―――っ待って!!」




後ろから聞こえてきた声に、私の足が止まった。





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