【完】1日遅れのクリスマス






「光輝………?」



「んなの…決まってんだろ……」





はぁー、と息をつくと光輝は、そっと口元を私の耳に持っていくと、優しく囁いた。






「好きだよ。何回言っても言い足りない程……奈南のことが好き」




「――…っ」





その言葉に視界が歪む。






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