Cherish!!
…あれは何?
ここは何処なの?

あたしの目の前では理解できない状況が広がっていた。

ここはあたし達の学校のはずなのに、何世紀前かと思わせる人達が歩いている。
それに、その姿に全然気づかないでいつも通りのキャンパスの風景が異様だった。

まったくもって状況が飲み込めない。
二階の渡り廊下であたしは頭をかかえた。
その時、あたしの背後から仲間の声がした。

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