Cherish!!
静かな図書室で、2人だけの声が響いていた。
「…早紀は、楓は心を選ぶ、て?」
「わかんない。楓は心の事男として見た事なんかないと思うし…」
「それは僕も同じだけどね」
(ガタン)
「おーい」
「心!?」
2人は驚いた。
「何やってんだ?」
楓も横からひょこっと顔を出した。
「友哉達帰ってきた?」
「あ、ううん、全然」
早紀は意味もなく服のシワを直す。
「?」
「…それで、真珠は見つかったのか?」
「あ、あぁ、それが」
「どうした?」
「浩二郎さんと椛さんに会ったの。郁、ごめん。真珠は見つからなくて…」
「…早紀は、楓は心を選ぶ、て?」
「わかんない。楓は心の事男として見た事なんかないと思うし…」
「それは僕も同じだけどね」
(ガタン)
「おーい」
「心!?」
2人は驚いた。
「何やってんだ?」
楓も横からひょこっと顔を出した。
「友哉達帰ってきた?」
「あ、ううん、全然」
早紀は意味もなく服のシワを直す。
「?」
「…それで、真珠は見つかったのか?」
「あ、あぁ、それが」
「どうした?」
「浩二郎さんと椛さんに会ったの。郁、ごめん。真珠は見つからなくて…」