Cherish!!

「ばかな…」

汗ばかり流れてくる。
話を続けようにもうまく言葉が出ない。

それになんだ?
律(こいつ)の瞳は!?


本当に僕の体をのっとる気なのか?


ぐらついた郁生を、律は見逃さなかった。

律は瞬く間に小さな光に戻り、郁生の体の中へ入り込んだ。


< 139 / 224 >

この作品をシェア

pagetop