Cherish!!

『律様の……気配がすごく強くなった。もう目の前にいるみたいに』

「それが何かヤバいのか?」

『変な感じなの。律様が…律様じゃないみたい』

「それはどういう…」


心が彩子に問いただそうとした瞬間、早紀が叫んだ。

「心!! 図書室!」

早紀は目の前のドアを勢いよく開けた。


「郁!!」


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