Cherish!!

「信哉、郁だよ」

『律の… 生まれ変わり…』

「うん」

信哉はふっと息を吐く。

『そうか…あまりにも似ていたものだから……すまん、郁』

「いえ、もう慣れましたよ」


信哉はじっと郁生を見つめた。


「…何か?」

『いや、不思議なのだ。本当に律が目の前にいるようで』


郁生は微笑んだ。


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