Cherish!!

郁生の後に続けと言わんばかりに、晶、友哉、楓達も窓から飛び降りた。

早紀と楓は並んであるいていている。

「楓…」
「ん?」


「…もしかして真珠のありかって、郁がさっきいたところ、かしら?」


「そうなのかな… どして?」

「楓、あたし変かな…」

「何が?」

「郁… 変な感じがする…」

「変?」


楓が、早紀の次の言葉を聞こうとした時。


「早紀」

心が後ろから声をかけた。

「何?」


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