Cherish!!

あれだけ近寄れなかった桜の周りが…

郁生が進むにつれスムーズに通れるようになっていた。


「なんでぇ?」


晶は面白くない声をあげる。

「やっぱり律の生まれ変わりだからか?」

と、友哉。

「自分でもびっくりだな…あ、楓」

郁生は楓が1人でいるのを見つけ、手招きした。

「楓〜、早紀達どしたのぉ?」

「うん、ちょっとね」


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