Cherish!!

「あ」

「え?」

「そういえば…」


郁生は胸元から1本のナイフを取り出した。


「郁、どうしたの、それ?」

「さっき見つけたんだよ、忘れてた」

楓は笑顔になった。

「じゃあ、それで取り出せるかしら?」

「どうだろう…小型だしね」

郁生も微笑む。


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