Cherish!!
心はうなづいた。

『そうか、よかった。もし神が許してくれるなら、椛にもう一度会いたい… 皆にも』


「浩二郎、聞きたいことがある」

『なんだ?』

「6人が友情を誓い合った印の真珠がどこかに埋められてるんだ、どこかわからないか?」


『…わからない。あの時真珠は、律が俺達の分まで持っていってしまったからな、ありかは律しかわからないはずだ』
「そうか」

またふりだしに戻ったな。
心は落ち込んだ。

もう時間がないというのに。


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