Cherish!!
楓は心の目を真っ直ぐ見つめる。
「…じゃあ、楓は浩二郎が好きだってわけか?」
「そうじゃ…」
「楓、俺を見ろよ」
心は楓の肩を強く掴んだ。
「心、痛い」
「俺は誰だ?」
「何言ってるの?」
「俺は誰に見える?浩二郎か?」
「そんなわけないじゃん」
「俺は浩二郎の生まれ変わりだぞ」
「だから、違うよ!!」
「…じゃあ、お前だってそうじゃん」
「?」
「お前は楓じゃねぇのかよ?」
「…」
「椛なのかよ!? 楓!!」
「…違うよ」
「…お前の中にちょっとだけ、椛が残ってただけだ。それだけなんだ」
「心…」
「…じゃあ、楓は浩二郎が好きだってわけか?」
「そうじゃ…」
「楓、俺を見ろよ」
心は楓の肩を強く掴んだ。
「心、痛い」
「俺は誰だ?」
「何言ってるの?」
「俺は誰に見える?浩二郎か?」
「そんなわけないじゃん」
「俺は浩二郎の生まれ変わりだぞ」
「だから、違うよ!!」
「…じゃあ、お前だってそうじゃん」
「?」
「お前は楓じゃねぇのかよ?」
「…」
「椛なのかよ!? 楓!!」
「…違うよ」
「…お前の中にちょっとだけ、椛が残ってただけだ。それだけなんだ」
「心…」