Cherish!!
「楓」
心は掴んでいた手を、するりと楓の背中に回した。
「心?」
そして、優しく楓を抱きしめた。
「心、何やってんの…」
「…」
「やだ、離してよ」
「うるせぇよ」
「心」
心は楓を離さない。
「…言おうかどうしようか迷った」
「え?」
「お前気付いてねぇし、なんにも」
「何言ってんの?」
「でも俺は、やっぱりお前のこと」
「心?」
「好きだ」
「え…」
心を拒否していた楓の腕から一瞬力が抜けた。
心は掴んでいた手を、するりと楓の背中に回した。
「心?」
そして、優しく楓を抱きしめた。
「心、何やってんの…」
「…」
「やだ、離してよ」
「うるせぇよ」
「心」
心は楓を離さない。
「…言おうかどうしようか迷った」
「え?」
「お前気付いてねぇし、なんにも」
「何言ってんの?」
「でも俺は、やっぱりお前のこと」
「心?」
「好きだ」
「え…」
心を拒否していた楓の腕から一瞬力が抜けた。