プロポーズ
「ばか!何言ってんだ。違う、そっちじゃなくて・・・。」

「そっちじゃなくて・・・?まさかお前・・・。」

僕はまた自分で顔が赤くなるのが分かった。

「チューもまだだってか!」

笑いを堪える啓太を僕は睨む。

「ごめんごめん。そっかそっか、キスもまだかー。」

と啓太はニヤつきながら空を見上げた。

「大事にしてんだな、あさみんのこと。」

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