プロポーズ
「なんか、男の人達の声がして窓から覗いたら昊くんなんだもん。今日は本見なかったの?」

「あ、あぁ・・・。」

やましい話をしてたせいか、朝海が見れない。
真っ黒いおおきな瞳で不思議そうに朝海は僕を見ていた。

「こんちわ!昊の親友の啓太って言います。
よろしく!
あさみん♡」

だから、あさみんって呼ぶなよ・・・。

朝海は少し困った顔をしてクスクスっと笑った。
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