プロポーズ
カーテンを締め終えると、僕は一度冷静になろうと思った。
このままじゃ朝海を傷つけてしまう。
もう一度振り返って朝海を見たら僕はもう止まれないだろう。

「・・・昊くん?」

「ん?」

僕は振り返らず返事をした。

「昊くん!こっち見て。」

僕は勇気を出して朝海を見た。
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