プロポーズ
「全然大丈夫そうじゃないよ。今日はやめよ。」

僕は外しかけていたワンピースのボタンをしめながら言った。

すると、朝海は僕の手を握って真剣な顔をした。

「お願い、して。」

と言って僕にキスをした。

「そんなことされたらもう止まらないよ。いいの?」

「いいよ、昊くんになら何されたっていい。ボタン外して?」
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