プロポーズ
「全部入った。」

僕が言うと、そんなこと言わないでと彼女は怒った。
そしてふたりで笑った。

「朝美、大好きだよ。愛してる。」

「昊くん、あたしも、愛してる。」

そこからはもう夢中だった。
部屋には彼女の喘ぎ声とベットの軋む音だけ響いていた。
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