プロポーズ
「ごめん。」

「いいよ、そんなことより分かったんだよ。」

「なにが?」

「あさみんの居場所だよ!」

啓太を見るとすごく真剣な顔をしていたから、嘘ではないと分かった。

「どこだよ!早く言えよ!」

僕は啓太の胸ぐらを捕まえて言った。

「昊!なにやってるの!」

母さんがケンカだと勘違いして、止めに入った。
ははは、大丈夫ですよ、おばさんと、啓太がその場を和ませた。

「とりあえず入れよ。」

僕は早く朝海の居場所が知りたくて仕方なかった。
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