プロポーズ
僕の部屋に入ると啓太は真剣な顔で言った。

「俺が今から話すこと、聞いても後悔しないか?」

「いいから早く話せよ。」

「落ち着いて聞けよ。取り乱したりすんなよ。」

まさか、朝海が他の男と歩いてたとか?
でも、そんなことどうでもいい。朝海が無事なら。

「分かったから、言え。」

そうゆうと、啓太はごくんとつばを飲み、僕の顔を真剣に見て話し始めた。
< 47 / 93 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop