愛して下さい…
「ごめんなさ…い」

えっ!?

「何が?」

「好きになって…ごめんなさい」

自分だけが好きだと思ってる…

こんなに…愛してるのに…

触れたくても、触れるのが怖いくらい…

そんな事を考えてると、琴羽が立ち上がって、部屋に向かって走っていく…

「琴羽!」

「忘れて!明日から、ちゃんと妹するから!…今日の事…忘れて…」

無理だよ!

見せて…

俺の事、思って泣いてる顔を…
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