【短】《一直線番外編》 我等のドタバタクリスマス!?
ハッと自分が買った明智君へのプレゼントの存在を思い出し、取りに立とうとすると、またまた明智君に抱きしめられた。


昨日はピッチリ隙間が無い程強く抱きしめられたけど、今日はフンワリと毛布の様に包まれている私の体。


「まだプレゼントいいから…暫くこのままでいさせて」


鼻をくすぐる明智君の香りにドキドキしていると、そんな声が耳元に届いた。


やっぱり温かいな、明智君の腕の中……


明智君に抱きしめられた事は、つき合う前も後も、数え切れない位あった。


その度に私は温泉みたいな優しい温もりに浸り、幸せな気持ちになれるんだ。
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