Sweet Lover
6.甘いワナ
+++++
悪夢にもうなされず、目が覚めた……って!!
な、なんだか体が暖かいんですけど。布団以上の何かが私を覆っていませんか、今?
寝起きで事態が把握しきれない私はびっくりして跳ね起きようとしたけれど、強い力で抱き寄せられて動けない。
「……マーサ、おはよう」
そして、間髪いれずに頬にキス。
……え、キス?
「良い子だから、朝からそんなに暴れないで。
うっかりびっくりするようなモノに触れても知らないよ?」
……は?
『うっかりびっくりするようなモノ』っていうのは一体何?
まるで抱き枕でも抱きしめるように私を抱いていた響哉さんが、ゆっくり抱きついていた足を解いてくれた。
悪夢にもうなされず、目が覚めた……って!!
な、なんだか体が暖かいんですけど。布団以上の何かが私を覆っていませんか、今?
寝起きで事態が把握しきれない私はびっくりして跳ね起きようとしたけれど、強い力で抱き寄せられて動けない。
「……マーサ、おはよう」
そして、間髪いれずに頬にキス。
……え、キス?
「良い子だから、朝からそんなに暴れないで。
うっかりびっくりするようなモノに触れても知らないよ?」
……は?
『うっかりびっくりするようなモノ』っていうのは一体何?
まるで抱き枕でも抱きしめるように私を抱いていた響哉さんが、ゆっくり抱きついていた足を解いてくれた。