Sweet Lover
「どのくらいの灯りがお好みなんですか?
読書のため?」
店員さんが、並ぶライトを見ながら、私に問う。
さっきの響哉さんのを見ていて、要領を得たのか、とても分かりやすい質問だった。
「ううん、本を読むときは部屋の灯りを点けるから大丈夫なんです。
そうじゃなくて、こう。
寝ている間に点けていても問題ないくらいの温かい感じの灯りがいいです」
「アロマライトみたいなもののほうが良いんですかね?」
「それ、いいかもしれません。
ここにありますか?」
「残念ながら、ここにはないんですよね」
「……そっかぁ、残念です」
うっすら明るければ、眠れるような気がするんだもの。
読書のため?」
店員さんが、並ぶライトを見ながら、私に問う。
さっきの響哉さんのを見ていて、要領を得たのか、とても分かりやすい質問だった。
「ううん、本を読むときは部屋の灯りを点けるから大丈夫なんです。
そうじゃなくて、こう。
寝ている間に点けていても問題ないくらいの温かい感じの灯りがいいです」
「アロマライトみたいなもののほうが良いんですかね?」
「それ、いいかもしれません。
ここにありますか?」
「残念ながら、ここにはないんですよね」
「……そっかぁ、残念です」
うっすら明るければ、眠れるような気がするんだもの。